本日11月15日は、青野りえの3rdアルバム『TOKYO magic』の発売日です。いつも青野りえを、そして弊社レーベルFLY HIGH RECORDSと、そのアーティストたちを応援してくださっている方々、お世話になっている皆様に心から感謝申し上げます。
このレーベルをスタートさせたのが2010年秋、そして最初のリリースは2011年2月でしたので、既に13年以上の年月が経ったわけですが、その中で青野りえのような素晴らしいアーティストに出会えたことを、本当に嬉しく思っています。
またその過程において、The Bookmarcsの洞澤徹さん、近藤健太郎さんと知り合い、彼らの作品をFLY HIGH RECORDSから発表できたこと、さらにその繋がりが広がって、青野りえをはじめ、KARIMA、藍田理緒などの新作リリースが実現したことを考えますと、実に感慨深いものがあります。
私には、レーベルを立ち上げたときに描いた理想の形がありました。それはレーベル内でアーティスト同士の繋がりが生まれ、そこからまた新たに良い作品が生み出されるというような、つまり有機的な繋がりによる相乗効果によって想像以上の良作が生まれる・・・そんな活性化したレーベルの姿でした。The Bookmarcsを中心としてそこから色々な繋がりが生まれ、『TOKYO magic』のような作品をリリースできたということは、ある意味当初描いたレーベルの理想形に一歩近づいた、その証だと思っています。
私がこう書くと手前味噌になりますが、この『TOKYO magic』は本当に良い作品だと思います。ここにはシンガーとして、また作詞を手掛けるものとしての青野りえの能力が目一杯詰まっているのはもちろんですが、それを支えた洞澤徹さんをはじめとする制作陣、そして作品を販売面で支えてくださっているショップの皆様、さらには番組や紙媒体、WEB媒体などメディアから応援くださっている方々、もちろんお買い上げいただいた音楽ファンの皆様など多くの方のサポートなしに、この作品をリリースすることはできませんでした。
今、CDを発売するというと、それだけで厳しい市場の状況を想像される方もいらっしゃると思いますが、そんな中でもやはり盤として、形になるものとしてこのアルバムを発表したいという私たちの思いに、多くの方々が共感してくださっていることを、とても嬉しく思っております。
『TOKYO magic』には、関わって下さった皆さんの音楽愛と気持ちが目一杯詰まっています。どうぞゆっくりと、そしてじっくりと味わってお楽しみ頂けたら幸いです。
これからも青野りえを、そしてFLY HIGH RECORDSとそのアーティストたちを、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
2023年11月15日
FLY HIGH RECORDS プロデューサー 土橋一夫
