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鈴木恵TRIO『come here my dear』についてコメントを頂きました!

鈴木恵TRIOの1stフル・アルバム『come here my dear』ですが、10月9日リリースですので、本日でちょうど発売1週間前となりました。どうぞ宜しくお願い致します。
さて、この『come here my dear』をいち早くお聴き頂いたミュージシャンや音楽ライター、関係者の皆様にコメントをお寄せ頂きました。ご協力頂きました皆様、ありがとうございました。

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■コメント(五十音順)

鈴木恵トリオの最新アルバムには「かなかも」という曲があります。これは僕が上越市のために作ったモグラのキャラクター「ウェルモ」をイメージして僕が作詞した曲です。ウェルモの歌と言ってもウェルモは出てきません。とある男女がデートの後にお互いの事を想う曲です。なんでもない風景の中に、いつでもモグラのウェルモがいてくれたらと思って書きました。小さな悩み事は、ウェルモのせいにしちゃえばいい、そんな曲です。それで少しでも笑顔が増えたら、最高です。
でもこっそり、コーラスには「モグモグ」とか「ウェルモ」と入っています。新潟や上越、それ以外の街でもライブの時にみんなで歌ってもらえたら嬉しいです。このモグラは穴を掘れば、どこにでも行けるというキャラクターなので、こっそりライブ会場にもいるかな?いるかもです。モグモグ、ウェルモとみんなで歌えば、小さな悩み事くらいなら吹き飛んじゃう、そんな歌を作ってくれた鈴木恵トリオは最高です。

大塚いちお(イラストレーター/アートディレクター)


これ傑作ですよ。ヤバいです、マジで。歌詞やメロディがどれも素晴らしい。各曲の配置も気持ちよく通して聴いても飽きない。なにしろ各曲の出来が良いし、丁寧な制作過程と音楽への愛が伺える。また、贅沢な管弦楽器群をこれ見よがしで無く繊細に配置するセンスは流石。そして、個性溢れる表情豊かなボーカルとエバーグリーンなコーラスワーク。鈴木恵とロックは相思相愛。これは2020年代へ贈る傑作ロックアルバムだ。

カンケ(謎の音楽家


これでもかと緻密に練り上げられた楽曲アレンジとそこに乗るいい意味でどこかで聴いたことがあるような、懐かし親しみを感じるメロディ&ハーモニーで一杯のどこまでも澄み切りまくったピュアポップ集に私の涙腺は熱くなりました。世界遺産〜国宝級のポップの先人たちが残してきたポップサウンドギミックを随所に取り入れつつも、彼らのフィルターで昇華し、私に全く嫌味に感じさせない楽曲構築は彼らのルーツミュージックへの多大なる愛とリスペクトが与えた賜物としか思えません。そんな彼ら自らで創り上げた音楽人生の宝物。

古閑 裕(KOGA RECORDS / VENUS PETER / ROCKET K


ストリングスの幕開け。何か素敵なことが始まる予感がした。ワクワクするようなコーラスワーク、キャッチーなリズムとメロディ。希望と優しさに満ちた歌詞。時折ニヤリとさせられるアレンジ。
鈴木恵TRIOの人間味溢れる音楽が好きだ。
届けてくれてありがとう。

近藤健太郎(The Bookmarcs/the Sweet Onions)


ポップミュージックの世界には、音楽を作る人と音楽を聴く人がいる。
そして、その間には「壁」がある。
その壁を飛び越えるか、時には乱暴に壊してしまうか。そうしないと聴き手の心に音楽は届かない。
それが「サウンド・オブ・ウォール」
新しいサウンドや刺激的なアレンジ。
あの手この手でポップミュージックはサウンド・オブ・ウォールに挑戦し更新し続けた。
ー『ポップミュージック地球大辞典』より

以上、前置き。

鈴木恵TRIOのこの新作を聞いて、この「サウンド・オブ・ウォール」に真っ向から挑戦しているアルバムに出会えた、と思いました。
シンプルだけど、シンプルだからこそ難しいメロディとハーモニーの可能性。これにまっすぐに挑戦し続ける先輩がいて、僕は嬉しくなりました。
これからくよくよすることがある度、このアルバムを聴こうと思います。

シンムラテツヤ


<鈴木恵くんの音楽>
ポップスの魔法ということを、最近はよく考える。ひとつのフレーズ、ひとつのコードに対して、何か別のものを少し加えるだけで。ただ、それだけで。今まで見たこともない、青い空や海の世界が広がる。それを魔法と言わず、何と言おう。そんな体験をしたことのある音楽家と、そうでない音楽家では、全く違う。鈴木恵くんは明らかに確実に、ポップスの魔法を知ってしまった音楽家だ。彼の音楽を聴くだけで、それがよくわかる。つまり、それは僕の音楽仲間ということだ。良いアルバムをありがとう。

鈴木惣一朗(WORLD STANDARD / SOGGY CHEERIOS)


まるでロジャー・ニコルス&スモール・サークル・オブ・フレンズを彷彿とさせるような、ハーモニーやコーラスワーク。曲ごとに嬉しいポップスのアイデアが満ち溢れている、ソフト・ロックビーチ・ボーイズ、60's、70'sテイストの玉手箱のようなアルバム。各曲のクオリティーの高さや、バラエティーに富んだ懐の深さはもちろん、鈴木恵のボーカルが妙に癖になって頭から離れない1枚だ。

高浪慶太郎


鈴木恵TRIO、“ニイガタ・フレンド”、彼らをそう呼んでるんだ。
知り合いでもないのにアルバム一枚聴いたらもう友達気分。
好きなメロディ・ライン,ハーモニー、コーラス、ストリングスに絡むホーン・セクション、
あっ、ギターの音色は、ザル・ヤノフスキー(Lovin' Spoonful!)みたいだし、ドラムのフィルは、、、、
思わずマニアックになってしまうアルバム「come here my dear」との音楽時間、
素敵じゃないか。
このサウンド、僕の友達。

渚 十吾


そのほっこりする響きはヴォーカル、ギターの鈴木恵さんの人柄がそのままサウンドになったようだ。ぬくもり溢れる生音のアンサンブルがとにかく気持ち良い。ドリーミーなコーラスワークやメンバーのマルチプレイヤーぶりもさることながら、楽曲を優しく包み込む弦や管楽器アレンジがまた素晴らしいのだ。総勢18人のミュージシャンが参加というところからも並々ならない生楽器へのこだわりが感じられる。こんなアルバムがもっと日本のテレビやラジオで溢れてくれたらハッピーになれるのに。

洞澤 徹(The Bookmarcs)


素晴らしい歌声とハーモニー、極上のアンサンブル、そしてその完成度の高さに驚かされます。鈴木さん、素敵なポップアルバムを届けてくださり、とびきりの夢を見させてくださり、ありがとうございます!

MIKKO

忘れじのブリティッシュアメリカン・ジャパニーズ・ポップス。ジャムのスピリットでビーチ・ボーイズの甘さを、英国訛りの日本語で歌い回したような軽妙さが、このトリオならではの持ち味でしょうか。白いテレキャスを抱えたビート・サレンダーも、アコギや鍵盤、管弦で彩りを深めていく頃合い。それが吉と出ているのは一聴瞭然で、土曜の夜から日曜の朝にかけてのソウル・ピクニックには是非とも連れて行きたい1枚。

除川哲朗